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梅雨明けしていない今年は例年に無く遅い
各地で長雨の影響がでている。

白峰〜別当出合間が 25日午後1時時点で通行止めとジオン情報
白山自然保護センター(情報はこちらで)

観光新道も現在通行止め

26日は仕事のジオンさん。5時に解除を確認して休暇願い提出
一度、中止をしたものの、お天気がよさそうなので
奈良のトトロさんと連絡をとって、ご一緒することに。

ご自宅を11時に出られ、1時には到着されたので驚く。
予定通り、2時に出発。

こちら方面は今年は何度と無く訪れているので
迷うことなく、一之瀬ビジターセンター通過 (4:50)

釈迦岳を目指すshonさん
ここに止まってる車3-4台の何処かにいたかもと後で気が付く




前回は室堂の小屋改築前で、7年前の(H11.7.24〜25)に登っている
帰りが観光新道であった。
時が経つと記憶もいい加減で自分の思いとだいぶ違っている。

その日もとっても暑くて、もっと早い時期に登りたいとの思いがありましたが、
一ヶ月も先になってしまった。


予報に反して曇り、展望が見えないのは残念だけど
暑くないのは救いであった。

お花も多く、雪はなくなっていた

お目当てのハクサンイチゲはなく、イワツメクサが慰めてくれました




   【 高速代 】  行き … 大垣IC―福井北IC (2400円)                         
帰り … 福井北IC-今庄IC (850円) + -大垣IC (1350円) うる覚えで間違ってるかも

5:10 別当出合
(今日は交通規制がない)
 すでにたくさんの車が駐車中。
青森・福岡ナンバーの車も止まっている。
お子様連れのお母さんのペアもいる。(夏休みでしたね)


P. 5:25 別当出合・駐車場 スタート
 標高 1260m
駐車場より400mの道をテクテク歩く
@ 5:35 登山口
 (夏の売店・WC) 

登山道の状況・注意箇所の案内・天気情報がお知らせあり
トイレは水洗で綺麗でした。(チップ制)



吊橋の手前左が観光新道ですが、土砂崩壊の為通行止め
けっこう長い吊橋を渡る

ウバユリ・シシウドが巨大で花盛り
別当谷の水の流れが凄い
観光新道の尾根への坂はかなり急で辛そう



6:05 1km地点通過


A 6:20 中飯場(1.5km)
 ・WC 標高 1550m
工事用林道が傍まで、道が通じている。目に毒だ




不動滝が見える・音もすごい
巨大なめくじ?がお出迎え


6:55 2.3km地点

B 7:00 別当覗 標高1780m

後ろを振り返る
赤兎・経ヶ岳・大長山方面が見えるが同定ができない



フシグロセンノウ・ミゾホウズキ・ミスミレ・ヤグルマソウ
等の花花



2.7km地点で ムラサキヤシオ



7:35 3km地点 (室堂までの中間地点)
ミヤマカラマツ・トンボソウも



7:45 残雪 (久しぶり)
斜面にはショウジョウバカマが群生
と、懐かしいキヌガサソウが一輪
今年初で感激・後から次々と群生してましたが…


 ベンチで小休止
 
ミヤマキンポウゲの群生がとってもきれい



C 7:55 甚之助避難小屋
 〜8:00 標高1975m

トイレの前にある水場
とっても冷たくて気持ちいい



別山・チブリ尾根方面がよく見える
( 日曜日、SIVAちゃん達が歩くんだな )

(Jo)

ここから、黒ボコ岩までが花盛り

何度も立ち止まってしまう


ベニバナイチゴ・イブキガラシ・ミヤマカラマツ・テガタチドリ
ノギラン・ノウゴウイチゴ・マイズルソウ・ゴゼンタチバナ・ツマトリソウ



ナナカマドも白い花を咲かせている



D 8:35 水平道分岐 (お待たせ〜〜)

ポイント・ポイントで待ってくださるお二人さん
いつものマイペース・最近特にふっくらしてきたお腹が邪魔を

(Jo)

キヌガサソウ・サンカヨウ・ミツバオウレン・ベニバナイチゴ


沢を2〜3度越える


マルバダケブキ・ニッコウキスゲ・ダイモンジソウ

高度を上げるとまた違ったお花が


ちょっと風が出てきて、寒くなる
山の稜線も雲に隠れだす。晴れの予報じゃな〜〜いの

(Jo)

この辺りの水量の多い所にミヤマキンバイの群生・ミネウスユキソウ


9:00 残雪を越える





クルマユリ・イブキトラノオ・アオノツガザクラ
ピンクのイブキトラノオもありました
ウスユキソウの群生も(帰りに撮影しそこなう)



9:10 延命水 (4.6km地点)
ここの水量は少なく、かえって貴重な有難みを感じる



ミヤマダイコンソウは時期が過ぎていた
ハクサンボウフウ・ヨツバシオガマ・テガタチドリ・ハクサンフウロ・シモツケソウ
ここのハクサンフウロの色が濃いピンクである


タカネナデシコ・カライトソウ・イワオウギはまだ


E 9:50 黒ぼこ岩
 標高2320m
この辺りから雨がポツポツ
レインウェアーに着替える



9:55 弥陀ヶ原
クロユリ・ハクサンコザクラのお出迎え(数は少ない)


チングルマ・ミツババイカオウレン


ミヤマウイキョウ・イワギキョウ


F 10:35 室堂 〜10:50 標高2450m

木道は平で楽だったが、その先が(五葉坂)石が多くて傾斜もありちょっと辛い
ハイマツのいい匂いが続いて大好きである

前回はこんな景色でした。今回はガスの中
  
                                   (H17.06.12) 平瀬道から

10:55 お池巡り(右周り)へ

「お花松原」が足の踏み場もないくらいお花が凄いと
昨年らぶさんから何度となく聞いており、気になっていた。

今回行けたらいいなと思いながら、日帰りはやっぱキツイ。断念。



7年前は時計と反対周り(それが一般的)
今回は逆である。一度歩いているので大丈夫かと思っていたら

視界が見えないのはとても危険である。
方向を間違えやすい。
先を行く人がおかしいと。確かに踏み跡が薄い。
時々、道を修正しながら、(早めに戻るのが得策)歩く。
下りは楽だった記憶があるので、以外に傾斜があるんだなと。
雪渓をひとつ越す

イワツメクサ・イワギキョウ・ハクサンウイキョウが気持ちを穏やかにさせてくれました

二つ目の雪渓は、足跡がなく、迷う。
偶然前方に案内板の影が見え、難を逃れた

コイワカガミ・ヨツバシオガマ・チングルマ・イワウメのごっちゃになったお花畑
曼荼羅模様


G 11:35 千蛇ヶ池 〜11:45

11:38 お花松原への分岐
(風花さん撮影)    

「北縦走路、ゴマ平避難小屋へと向かう縦走隊」と一年前にお別れした場所

涙をのんだのは、風花師匠とジオンさん・今回も展望なく(うえ〜〜ん)



12:10 残雪 (紺屋ヶ池と油ヶ池の間)
池の手前でまたもや障害が
登山道(石畳)が途中で雪の中
まっすぐ前に進まず、右方向へ

これまた、ケルンがぼんやり見えて助かる


12:35 山頂まで0.2km
怖いぶきみな岩の塊があちこちに
(焼岳を思い出した)

ここまでくれば安心(やれやれ)


H 12:45 御前峰山頂 2702m 〜12:50 標高2702m




( 風花さんのレポより拝借 )


一年前の7/17・涙を流した「たそがれ隊」・まだ、今日よりは確かにお天気はいいね

13:00 高天ヶ原
13:10 青石

石畳にはイワギキョウやイワツメクサが踏まれても強く生きている
ハクサンボウフウ・イブキトラノオ・クルマユリ・ヨツバシオガマが咲き乱れる



鳥居の先にはクロユリが多い
コバイケイソウが一株のみ花を付けていた

I 13:30 室堂ビジターセンター 〜14:05 

7年前は改装中で、初めて中に入れてもらう
食堂も広くて綺麗だ
売店で乾電池が売っていないのは残念だ

今回もトトロさん、カメラの電池切れになり、ジオンさんのを借りて難を逃れる

夏は食欲がなく、軽く食事する。
足はくたくた。降りるのが辛いな〜〜


カメラを仕舞い、撮影抜きで黙々と下るのみ。
が、岩が多く随分歩きにくい。自分の苦手な山である。

不動滝の音が聞こえてきた時はほっとしましたが
まだまだ。林道が恨めしい。

ふくらはぎがパンパン
この筋肉痛は3日続きました

J 17:05 下山

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