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普段平地では「1・2・3」で眠れ、地震が起きても目覚めない
そんな私は、山だと緊張してか
もったいない病が出て、寝たくないし、早く起きたくなる。
今回も例外ではない。

昨晩も9時半・12時・1時・2時・3時くらいに外を見る

最初は、ジオンさんが気分が悪くなって外へ
お酒が好きなのにめっぽう弱いんです。

12時前、寝付かれないなと言いながらも2時間はぐっすり寝てるはず。
これで私のパワーは充電済み

出すもの出したら、ジオンさん寝れたよう。
睡眠薬を使用してみえるんです。
体重さえ重くなければ、健康体なんですが。
重い荷物以外に体内脂肪の持ち上げはきついんです。

ふくらはぎがパンパン。軽くマッサージ。
こちらも、スプレーや湿布薬は不要。経済的です。
疲れや痛みは翌朝はありませんでした。

テントのファスナーから頭を出して星空観察。
はじめ、月が出てぼやけていたのが
深夜になると、満天の星空。
北斗七星・カシオペア座・夏の大三角形も判別が難しい。

天の川もきれい。流れ星は1つ2つしか見れず残念

朝方はオリオン座が東に。(写真が撮れず)

3:45 等々痺れを切らして外へ出陣


1日目  ・  3日目



参考標準タイム

五色ヶ原−0:30−鳶山−2:00−越中中沢- 1:40−スゴの頭−1:20−スゴ乗越小屋 (5:30)

空の色が次第に赤くなる様子はとっても大好き

テントの醍醐味である。

他人に気兼ねなく、大地と一体化できる。昨晩は寒かった。
そばに、雪渓がありその冷気によるものだろう。
水の流れも少々気になった

肉眼とは違った色合いがデジカメで表現される。
時間の経過による変化は、よくわかる


4:294:34

5分でこんなに変化する

ご来光を見る方は、山から太陽が出る瞬間を楽しみにされるようだが
私はそうなる5分前で反対側を見る。
周りの山々がいろんな表情を見せる



2組、平の小屋方面へ降りていかれる



少し先へ行くと槍が見えてまた感動


5:08 日の出です


ジオンさんもらぶさんも起きてすぐに食事ができる。いつも不思議だ。
私は少し動かないとダメで丁度いいお腹のすき具合
ジオンさんの残ったおにぎりでおじやに
おいしかったです。

ジオンさんに黒部湖方面へ向かうことを勧める
100円のサンダルが重宝します

フライとの間に夜露が溜まり、外して乾燥させる。
雪解け水が冷たくおいしい。
500mlを4本。最後まで持ってくれ

G 6:45 出発



6:55 小屋前

小屋前を通ったら、オーナーがリンネソウの場所をそっと教えて下さった。
ハイマツの下に多く、背が低く、撮りにくい花である
だんべえさんから戴いた写真はきれいだったな



7:45 眼下に小屋やキャンプ場が見下ろせる



昨日ガスで見えなかった、薬師・北薬師(右)がよく見える



E 7:50 鳶山
2485mから 2616mへ
なだらかなのに、30分の所を1時間以上もかかっている。
こらはいけないぞ。

休憩もせずに先を行く。
3分も歩いたら、雄の雷鳥2羽に出会う。
しばらくジオンさんを待っていたが、ごめんねと進む。
ハイマツの中に入ってしまった


薬師への道は遠い。
ジオンさんの足でなら、十分あさって折立へ下山できるだろう。
が、私は無理だ。
月曜も代休をとってあるので、一人で帰ってもらおいかと。
いいアイデアはないか、考えながら歩く



リンネソウありました。(ジオンさん撮影)
今回は花は余り撮ってません
すでに、バッテリー3本消費。デジ一眼も一つ残るのみ




薬師がどんどん遠く感じられる。
もうこれは、もう一泊しようと決断。後はジオンさん次第と。

ジオン・アンサー
月曜の昼までに帰れるならいいよと。
早々、娘にメール。運よく通じ掲示板にカキコ依頼。
電話はどうもつながらない。

はうさん・らぶさんにも、その旨連絡
電源が切ってあるか、電波が届かないんだろう。
最悪、12時半が過ぎたら、申し訳ないがお引取り願おうと

( 明日になったら、どうなるかは天のみぞ知る )


F 9:50 越中乗越



雲ひとつない快晴
頭の濡れたタオルの乾きが早い



G 10:45 越中沢岳  〜11:30

2時間の所を3時間かかっている

慌てることもないので、久しぶりの長い休憩に
( これがいけなかったようだ。止まるとエンジンがかかり辛い。蒸気機関車のようだ )

ゼリー・牛乳・ソーセージ・パンを食べる


ほんとうに静かな歩きだ。前を歩いていた人はもう、スゴの頭

ここで、千葉の野田からお見えのお二人さん。
一人は70歳。(母と同じ)。もう一人は60代というが、そんな風にみえない方でした。
おばさんは、今回が最後の山だと。
若い方の方は、お父様の慰霊の写真を持ってみえました。
いろんな思いで登られてるんだな。

15年後、私達もこんな風に登っていられるんだろうか??



要注意4
 12:50 ロープ


ロープが2箇所あるが、クライミングの真似事のようで楽しかった。
岩が多く、足場は悪い



最後の登りと思ってがんばるが、足が言う事を聞かず前へ勧めない。
完全に標準タイムの2倍かかっている
まだ太陽は高いぞ

H13:10 スゴの頭 〜13:30
(ジオンさん、ここで40分待っていたそうな)



カップラーメンが急に食べたくなり、半分食べる
まだ最近買ったばかりの「イワタニ・プリムスのP-153」が調子悪い
着火しないのである。

ここで元気なおじさんと出会う。
読売新道を歩き、今朝は平の小屋から6:30に出て見えたそうな。
4:30の余分な歩きをされてる、健脚は多いな
まだ若いもんには負けないぞと思われてるな



一生懸命下ったのに、またもや30分もジオンさんをお待たせすることに。

I 15:10 スゴ乗越・雪渓
あ〜、雪はいいな。暑いの大嫌い

途中、水芭蕉の大葉・ヒメイチゲ・ミツバオウレンと
以前登った銚子が峰の時のお花が咲く



J 16:50 スゴの小屋到着
足が棒に
水は持ったけど、頭に掛けたのが多かった
小屋の前の水場のお水おいしかったな。


食事 17:10〜40

熱い珈琲を2杯も戴く。美味しかったな
ししとう・エリンギ入りのラーメンをいただく。
野菜はやっぱうれしいな。

具のないレストランのカレーを汗かきかき食べる



整理体操のつもりで、太極拳はどんな感じなのと
リクエストする。
後で考えてみると、肩の筋を痛めた方は安静にし
冷やすことはあっても、動かしちゃダメだったんですよね。すみません。

18:50 そろそろ休もうかと思ったら
西の雲海がピンクに。

あちゃ。慌てて写真タイム。オオシラビソが遮ってはいるがいい物を見せて戴けた
あ〜しあわせ



今宵も天体ショー

昨晩見れなかった、流れ星が20以上も見えました。
何かいいことがあるぞ



1:55 「起床」の合図に
10名・2張のの学生パーティが動き出す。

昨日は早くから静かだなと思っていたら、早出するんですね。
私も目が覚め、むずむず。

4時出だから、3:15したら声を掛けよう。

もう少しの辛抱

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