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らぶさんらと小秀山に行く予定でしたが中止になり
急遽、単独で歩くことに。久しぶりで武者振るいがしたものだ。

出勤前のみんなを起こして
6時半に家を出る。朝日が眩しい



306号、石榑辺りで、見覚えのある人を発見
shonさんでした。こんな偶然ってあるんですね。

で、紳士お二人とご一緒することになりました。

shonさんのレポ

詳しいいきさつの気になる方はこちらへ↑
( ボケばかりで恥ずかしい )



( イブネからはこんな展望が )

さて、この山は風花さんがH17.11.26 に行って見え気になってました。

ジオンさんが頻りに行きたいと連発しており
名前だけはインプット

どんな山か知らずに、レポと地図を持って出かけたのでした。
無謀と言わないで!!

気持ちは中峠・大瀞橋・オゾ谷経由で行こうと ( 入り口は確認済み )


                                                                                        



標高差 約750m



今日は晴天。今期最低気温で各地では雪が
伊吹山は穏やか ( 家の前の田んぼから ) 朝の気温 3度

朝明キャンプ場へ向かう予定が間違えて八風キャンプ場へ

車中で色々考え、ここで会ったのも何かの縁
それなら、shonさん目的の雨乞岳とイブネをセットでと

慌てて方向修正し、二台で武平峠へ (8:10)
愛車ターセルを置き、shonさんの車に乗り込む




P 8:50 伊勢谷登山口

青空が眩しい。先週下った道なのに
紅葉が進み、別の道かと思うくらいいい感じの歩きを楽しむ

9:30 こんな急登っ?少しだけハーハー言ったら峠です。

@ 9:40 根の平峠



銚子ヶ口の景色がお出迎え

A 9:57 上水晶谷分岐

昔の方が歩いた千種街道鉱山関係者の住居跡もあるという
今回、shonさん昔を偲んでのおセンチな気持ちで
この街道を歩いてみたかったようです。
還暦を向かえ、物思う年頃なんですね。




この先は未踏の地。
地図を頼りに歩くが、大変しっかりしていて迷うようなことはない。

10:00 大木が一本(木の名不明)



落ち葉がいっぱいで、蹴散らしながら歩く
ほうの木がたくさん自生している

鈴鹿独特の植生で静かな空間が、より当時を偲ぶに拍車をかける
高低差もなく、楽な歩きが続く



B 10:20 上水晶谷出合
中流の白い石とエメラルドグリーンの明るいイメージとは違い
石はごろごろしているが、幅も狭くなっている。
水は澄んで綺麗だけど、そんなに冷たくない

10:33 大木
山手側に窯跡があちこちに点在している
沢は右手に静かに流れている。時々水面に紅葉が映っている



C10:40 コクイ谷出合

ここでお一方、おじさまが写真を撮ってみえました
鈴鹿はだいぶご存知のようで、情報を仕入れる。
が、すぐの直登コースはご存知ないよう。
以前あまご釣りの方に同伴しないかといわれ断ったそうだ

風花さんの地図では、この先から高昌尾根を登っている。
右下2枚目の写真の上によじ登り(10:55)




別の沢に出る。
D 11:05 右手に見ていた沢を渡った地点(下左2)で注意を払う

右手にザレて白い箇所がある。その左手かなと
取り付きの尾根を少し上がるが、印がないので引き返す。


E 11:20 杉峠への案内板はある
さっきの尾根でよさそうだが、不安が残り、杉峠経由にと話がまとまる。
ザレて危ない箇所を通過

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後で風花さんのレポを読むと、「危険歩くべからず!!」と

この高昌鉱山跡からの急登1時間は、風花登山史に残る死闘であった。
この先、高昌尾根を登るようなことは、多分もうないでしょう


でも、山頂でのあの表情はただ事ではない。
試練を共にした者同士の喜びが満ち溢れてましたよ

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長閑な木々の中の陽だまりはたまりません
あ〜来てよかった

11:40 佐目峠(難路)の看板
鈴吉会 (東芝山岳会)とある

行きたい気持ちを察してくださって、この難路をたどることに。



赤いテープがしっかり着いている
途中から、沢へと延びている

地図で確認すると、この尾根伝いで行けそうだ
印のない所を尾根芯をはずさないよう急登を上る

時々、踏み跡もある。同じ思いの方がいるんだ。
そして、鹿のフンが多くなるが、最後まで出会えなかった

12:00 後ろを振り向くと雨乞のシルエットが


12:05 ブナ林 shonさんの大好きなブナ・私も大好き
葉を落として明るい



スギカズラが多くなる


笹に変わってきた


12:27 木が少なくなり、台地状の景色に



東雨乞の山頂に人の姿が確認できる



F 12:30 イブネ登頂 1167m
鎌・御在所の姿が圧巻


長閑な場所である


北西方向は滋賀・京都方面
山並みもよく見える (写真には写らない)


ごろんと寝転んでいたい、そんな場所である


甲津畑から来たという単独の方が、下のなだらかな場所まで遠征されてました

何と出会いとは不思議なもの(今回出会った二人目)

後からわかったんですが、こちらの方は

水曜会入会希望の” 中川さん ” だったんです。

「イブネってどんな字書くの?」 「伊船?」なんて会話を

杉峠までは? 「尾根の中心をはずれなければ、30分で行けるよ」
そんなアドバイスをしてもらってました。

赤いリュックの印象的なもの静かな方でした。 ( H18.11.21 追記 )



ゴルフ場のように芝の綺麗な所もありました。



時間が止まってる感じ


G12:45 イブネ北端
クラシまでそんなに時間は要しないとは思いますが
先もまだあるので、今回は見るだけ



歩いてきた根の平峠方面を見ながら、思いにふけるshonさん


ランチ 12:55〜13:30
宗さん・愛妻弁当を美味しそうに食べていらっしゃいました

ストックを一脚にみたててセルフタイマーで記念撮影。(shonさん慣れたもんです)

      shonさん撮影

地図で杉峠はあそこと目標を定め、下山開始。
急坂の上、印がなくなる。
30分で行ける予定が20分経っても変だ。
地図を見直し、尾根を間違えたことに気がつき、戻る

14:10 振り出しに (40分のロス・メモメモ)



H 14:20 佐目峠




14:28 佐目峠への分岐




14:34 杉峠の頭 1121m
表皮に字が彫ってある。かわいそうだが、表面だけで危害はなさそう


14:38 まるで庭園のような空間



J 14:45 杉峠


前回は甲津畑から H18.04.30 に歩いている
武平峠へはH16.11.07 2年前に主人と歩いている
そんな意味でコースは違えど3回目


山頂手前で振り返る
歩いた道が線で引けるのはうれしいことだ


山頂手前から背丈程の笹だが、道はしっかりしている
山頂手前の池は水溜り状態

K 15:20 雨乞岳
 1238m

L 15:35 東雨乞岳


鎌は貫禄がある


M 16:00 七人山手前



16:35 ザレた箇所


沢に出る(コクイ谷分岐) 17:20 タイムオーバーでヘッドライト着火
出すのが面倒で二人の明かりを頼りに歩く (まだ見える)

ロープのある岩を通り、その後、終盤5分は流石に暗くて見えなくなる

 

O 17:40 武平峠 無事下山しました

18:10 朝明に戻り、お別れのはずが、19:25 またもや温泉で再会
よくぞま〜、こんなおっちょこちょい者のお相手してくださいました。
ありがとうございました。

今晩も我が家は鍋でした。

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